製品案内 -
フリーストラクチャー7.1

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新版の機能
必要なシステム構成
平面骨組・立体骨組の詳細
建築骨組の詳細
平面板の詳細
製品パンフレット
製品マニュアル


Ver.6 から現行版へのバージョンアップの扱いを終了します ( 2021/11/11 )
販売終了から相当の年数が経過しておりますので、旧版「フリーストラクチャー Ver.6」から現行版へのバージョンアップの取り扱いを 2021 年 11 月末日をもって終了させていただきます。
2021 年 12 月以降、現行版へのバージョンアップの対象は直近の Ver.7 のみになります。

iOS 版を公開しました ( 2020/10/06 ) Android 版を公開しました ( 2021/03/29 )
これは「フリーストラクチャー7.1」の「平面骨組」を iOS および Android の端末用に作り変えたものです。詳細は こちら まで。


製品の概要
「フリーストラクチャー7.1」は汎用の応力解析プログラムで、以下の 4 つの独立したプログラムから構成されています。
平面骨組
線材で構成された任意形状の 2 次元骨組 ( 3 自由度 ) の応力を変位法により求めます
立体骨組
線材で構成された任意形状の 3 次元骨組 ( 6 自由度 ) の応力を変位法により求めます
建築骨組
対象を建築構造物に特化したもので、「スパン」「階高」のデータを与えることにより複数の平面骨組を自動生成することができます
平面板
2 次元平面連続体の応力を有限要素法により求めるもので、「平面応力」「平面ひずみ」「平板の曲げ」の 3 条件を取扱います
またこの他に、かんたん骨組 が標準添付されています。これは定形の骨組をすばやく作成するためのツールで、ここで作成した骨組のデータを「平面骨組」に送ることができます。

製品の特長
4つのプログラムに分かれているとはいっても、基本的なインタフェースは統一されています。その最大の特長は ビジュアルな操作性 にあります。
たとえば、部材を作成するには節点と節点をマウスでドラッグします。部材データを変更したいのであれば、その部材をクリックすると直ちに入力ダイアログが表示されます。「節点番号」「部材番号」「要素番号」というようなものに頭を悩ます必要はありません。ただ画面上で「この節点」「この部材」「この要素」というふうに指示を出すだけです。
その他の主な特長は以下の通りです。
建築構造物への対応 ( 平面骨組・立体骨組 )
汎用の応力解析プログラムで、基本的にはどのような構造物に対しても適用計算可能ですが、とくに建築構造物に適用した場合の便宜を考慮し、「剛床仮定」「壁要素」のような、建築骨組に特化された機能も備えています。
断面計算機能 ( 平面骨組・立体骨組・建築骨組 )
鉄骨部材の断面計算プログラム Sチャート8 に含まれる「小梁」「間柱」「大梁」「柱」の 4 プログラムが標準添付されています。これにより、プログラムの応力計算結果を用いてただちに断面の検討を行うことができます。ここで作られたデータは「Sチャート8」との完全な互換性があります。
さらに、7.1 からは木造部材の断面計算プログラムも添付されました。
XML によるデータ交換 ( 平面骨組・立体骨組 )
骨組や解析結果を XML 文書にエクスポートしたり、あるいは XML 文書からデータをインポートすることもできますので、たとえば表計算ソフトのようなものを介したデータの交換が行なえます。一貫計算システム「ビルディング・エディタ」のデータも XML 文書を介して読み込むことができます。
自動メッシュ分割機能 ( 平面板 )
「平面板」プログラムの基本的な使い方は、まず「外形」( 穴あき・切欠きも可 ) を指定し、縦横方向の分割数を指定して「自動メッシュ分割」を行なう、というものです。この「外形」のデータは保持されますので、何度でもメッシュ分割を行なって試行錯誤を繰り返すことができます。

Ver.7 / 7.1 の新機能
Ver.7 のセールスポイントは「断面計算プログラムの標準添付」と「操作性の改良」にあります。具体的には以下の通りです。
  • 鉄骨部材の断面計算プログラム Sチャート8 に含まれる「小梁」「間柱」「大梁」「柱」の 4 プログラムを製品に標準添付しました。これにより、プログラムの応力計算結果を用いてただちに断面の検討を行うことができます。ここで作られたデータは「Sチャート8」と完全な互換性をもっています。
  • 従来製品では部材の作成や編集を行うためにはマウスのドラッグや右クリックが必須でしだか、同様の操作をキーボード ( あるいはタブレット ) 上からも行えるようにしました。
  • 鉄骨形鋼の断面性能について、従来製品では個々に入力するか、あるいはユーザーがあらかじめ自分で登録しておく必要がありましたが、常用する形鋼 ( H 形・溝形・C 形・L 形 ) についてはプログラム内でリストを用意しましたので、これを選択するだけで所定の断面性能が自動入力されます。
  • 各部材の断面性能を識別するための「断面の識別名」というデータを用意しました。これにより、個々に断面性能を入力する代わりに定義済みの識別名を引用するだけで断面性能の入力を省略することができます。
Ver.7.1 で追加された機能
  • 木造関連の断面計算プログラムが標準添付されました。
  • 「かんたん骨組」が標準添付されました。
必要なシステム構成
対応 OS : Windoes 7 / 8.1 / 10 / 11
必要なメモリ : 2GB 以上
ディスプレイの解像度 : 1024 X 768 以上
必要なディスクの空き容量 : 約 35MB