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RCチャート / Sチャート / RCチャートPlus

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CSV 用テンプレートの配布
製品パンフレット
製品マニュアル


「RCチャート8」に CSV ファイルの読み込み機能を追加しました ( 2023/10/10 )
RCチャート 8.1.18 の「スラブ」「大梁」「柱」で CSV ファイル ( カンマ区切りファイル ) の読み込みが可能になりました。詳細については 製品マニュアル の末尾の「補足説明」をご覧ください。
また、ここで使用する CSV ファイル作成用の Excel 形式のテンプレートを CSVテンプレートの配布 からダウンロードできます。

「チャート8」に学習機能が追加されました ( 2023/05/23 )
現在、「チャート8」に学習機能を追加する作業に取り組んでいます。これは、過去に作成されたデータを学習することにより、これから作成するデータの設定値 ( RC部材の配筋等 ) を予測し、入力作業の軽減を図るものです。
その第一弾として、「RCチャート8」の「スラブ」「地下外壁」「擁壁」に設計配筋を予測する機能を追加しました。操作の詳細については、プログラムを更新後に「更新履歴」を参照してください。
なお既報のとおり、この更新版の公開は現行タイプのUSBプロテクト版のみが対象になります。

「チャート8」のアップデート対象が現行版のみになります ( 2023/03/30 )
これまで、「チャート8」のアップデートモジュールの配布は「旧タイプのUSBプロテクト版」と「旧ダウンロード版」も対象に行ってきましたが、2023 年 4 月以降は現在販売中の製品 ( 現行タイプのUSBプロテクト版 ) のみを対象といたします。
なお、旧タイプのUSBプロテクト版をお持ちの方は、破損キーの交換扱いで有償 ( 税別 15,000 円 ) で現行タイプのUSBプロテクトキーに変更できます。


製品の概要
これらは建築構造部材の断面計算を行うプログラムを集めたライブラリで、以下のような構成になっています。各製品に含まれる具体的な項目については こちら をご覧ください。
RCチャート8 : 鉄筋コンクリート部材関連の計 24 プログラム
Sチャート8 : 鉄骨部材関連の計 19 プログラム
RCチャートPlus Ver.8 : 鉄骨鉄筋コンクリート部材関連 6・その他 6 の計 12 プログラム

製品の主たるコンセプトは、スラブ・小梁・基礎などの、いわゆる一貫計算プログラムに含まれない構造材の設計を行うことにありますが、大梁・柱・耐震壁などの設計プログラムも含まれていますので、一般の建築物の構造部材の断面設計については、ほぼカバーしています。
ここで行っている計算は基本的に許容応力度設計法にもとづくもので、最新の建築関連法規・告示類の他、主として以下のような規準類に準拠しています。
  • 日本建築学会「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説 ( 2018 ) 」
  • 日本建築学会「鋼構造設計規準 ( 2019 ) 」
  • 日本建築学会「鉄骨鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説 ( 2014 ) 」
製品の特長
この製品は一般に流布している手法にもとづいた建築構造計算を行うもので、高度な計算や解析を行うものと言うよりは、その「操作性」に重点をおいたものになっています。具体的には以下のようなことがあげられます。
  • 1 つのファイル内に複数のデータ ( 個数制限なし ) が格納でき、各データの参照・更新・削除・コピー・並べ替えなどが自由に行える。
  • 基礎形状や荷重形などの略図を随時表示させることができるので、データ内容を視覚的に確認でき、入力ミスが防げる。
  • 画面と同様に、印刷時にも各種の略図をリアルスケールで描画するので、出力がそのまま構造計算書として使える。
  • 柱の耐力線や床の振動評価曲線などのグラフィック表示により、設計者の直感的な理解をサポートする。
新版の機能
旧版「チャート7 」からの変更点は、主としてインタフェースの改良にあります。
よりシンプルで、より使いやすいプログラムを目指したもので、具体的には以下のような項目があげられます。
現行版にあるようなウィンドウの使い分け ( データ追加用ウィンドウと更新用ウィンドウ ) を廃し、ウィンドウを一つに統一した。
基本的な入力項目をできる限り一箇所にまとめ、現行版にあるようなページコントロールを使った画面の切り替え操作を極力減らした。
文字フォントを大きく、かつ各種コントロールの配置間隔を大きくとることにより、視認性と操作性を向上させた。

計算の内容等に関する大きな変更はありませんが、以下のような項目があげられます。

プリンタ出力全般に「単位」を明記するようにした。
鋼管杭の設計プログラムを追加した ( RCチャート ) 。
スラブその他で各部位ごとに鉄筋間隔の自動設定が行えるようにした ( RCチャート ) 。
応力計算を含むプログラム ( RC / S の小梁等 ) に「最大モーメント」の計算機能を追加し、曲げの採用値として「中央モーメント」「最大モーメント」が選択できるようにした。
階段の設計に「片側のみの片持ち式階段」という形式を追加した ( RCチャート ) 。
鉄骨部材の自動設定が行えるようにした ( Sチャート ) 。
小梁の設計の横補剛材としての検証中に「ガセットプレートの必要せい」の算定機能を追加した ( Sチャート ) 。
使用した形鋼のユーザー登録部材のリストをデータファイル内に埋め込むようにした。これにより、独自に定義したユーザー登録部材を含むデータを他のユーザーがそのまま読み込むことができる ( Sチャート ) 。
小梁や間柱の荷重形の印刷に際し、寸法や荷重の値を図の外部に出力する、というオプションを設けた。これにより、荷重形の図中の数字どうしの「重なり」を回避できる。

必要なシステム構成
対応 OS : Windoes 7 / 8.1 / 10 / 11
必要なメモリ : 2GB 以上
ディスプレイの解像度 : 1024 X 768 以上
必要なディスクの空き容量 : 約 35MB

CSV ファイルのテンプレートの配布
RCチャート 8.1.18 以降の「スラブ」「大梁」「柱」では CSV ファイルからのデータ読み込みが可能になりましたが、そのファイルを作るための Excel 形式のテンプレートをここで配布しています ( これらはインストールフォルダの下の Sample フォルダ内にあるものと同じです ) 。
まず以下のファイルをダウンロードしてください。
  template_rc8.zip

これを解凍すると以下の 3 つのファイルがあります。
 template_slab.xslx スラブ用
 template_beam.xslx 大梁用
 template_column.xslx 柱用
使い方その他の詳細については 製品マニュアル の末尾の「補足説明」をご覧ください。