このヘルプは各アプリに共通する操作について記したものです。各アプリの詳細についてはそれぞれのヘルプをご覧ください。

かんたん骨組 Ver.3

本アプリの概要

以下に示すような、建築構造物の代表的な骨組形式 ( 計 8 パターン ) の鉛直荷重に対する応力を求めます。また、ここで求められた応力に対する鉄骨および木造の断面検定も行います ( Ver.2.1 以降 ) 。

   門形ラーメン ・ 山形ラーメン
   方杖付きラーメン ・ タイバー付きラーメン
   平行弦トラス ・ 山形トラス
   片持ち梁 ( 方杖付き ) ・ 片持ちトラス

あらかじめ骨組のパターンを設けることにより、最小限の入力で解を得ることができます。

応力解析は変位法 ( 剛性マトリクス法 ) により行います。ただし部材のせん断変形は考慮しません ( ここで対象とするような骨組では、せん断変形の影響は無視できるほど小さいため ) 。

ここで作成したデータは、PC 版およびモバイル版の「フリーストラクチャー」、ならびに PC 版の「かんたん平面骨組 Ver.1.4」で読み込むことができます。

画面の概要

最初に表示されるメニュー画面の所定のアイコンをタップすると各骨組の操作画面に移動します。各操作画面の左上のをタップするとメニュー画面に戻ります。
iPad の場合
入力画面と計算結果の画面が同時に表示されます。画面中央上部にある 計算 をタップすると計算結果が表示されます。
iPhone の場合
入力画面と計算結果は別々に表示されます。入力を終えて画面右上の 計算 をタップすると計算結果の画面に切り替わります。計算結果画面の左上にある 入力 をタップすると入力画面に戻ります。

入力操作

入力欄をタップすると画面下部にキーボードが表示されますが、ここで右下の return をタップすると次の入力欄にフォーカスが移動します。
また、この状態でキーボード以外の部分をタップするとキーボードが隠れます。

ファイル関連

画面右上のをタップするとデータ送信関連のメニューが表示されます。
データファイルは「この iPad ( iPhone ) 内」に保存されます。iPad ( iPhone ) の「ファイル」アイコンから「この iPad ( iPhone ) 内」 - 「かんたん骨組」を選べば見ることができます。

新規作成
編集中のデータを破棄し、アプリの初期状態に戻します。

ファイルに保存
現在のデータをファイルに保存します。上部ナビゲーションバーに「ファイル名」が表示されますので、必要に応じてこれを変更して 保存 を選んでください。
ファイル名の初期値は当日の日付で、「西暦年 - 月 - 日」 で表わします ( 例 2022-08-01 ) 。
ファイルは XML 形式になっており、ユーザー指定のファイル名の末尾に _ez*.fst.xml の文字列 ( 拡張子を含む ) が付与されます。ここにある _ez* の記号はデータの作成元を区別するためのもので、各項目ごとに以下のようになります。
  ・ ファイル名 _ez1.fst.xml ( 門形ラーメン )
  ・ ファイル名 _ez2.fst.xml ( 山形ラーメン )
  ・ ファイル名 _ez3.fst.xml ( 方杖付きラーメン )
  ・ ファイル名 _ez4.fst.xml ( タイバー付きラーメン )
  ・ ファイル名 _ez5.fst.xml ( 平行弦トラス )
  ・ ファイル名 _ez6.fst.xml ( 山形トラス )
  ・ ファイル名 _ez7.fst.xml ( 片持ち梁 )
  ・ ファイル名 _ez8.fst.xml ( 片持ちトラス )

ファイルを開く
この項目のサブメニューに読み込み可能なファイル名がリストアップされます。読み込みたいファイル名を選んでください。